外壁塗装における顔料の重要性

2024年5月26日

ブログをご覧の皆さん、こんにちは

徳島の屋根外壁塗装専門店、

㈱煌工房です(^・ω・^)

今回のテーマは「顔料」です!

 

皆さんは「顔料」についてどこまでご存じですか?

 

そもそも「顔料」という言葉すらご存じない方もいらっしゃるかもしれません。

 

顔料」とは、着色に用いられる粉末で水や油に溶けないものを指します。

主に化粧品や塗料、食品などによく使用されています。

同じようなものに染料(筆記用具や繊維を染める際に使用)というものがありますが、それよりも耐光性や耐水性に優れているという大きな特徴があります。

 

ただ、一概に顔料と言っても詳しく見ていくと様々な特性を持っています。

その中でも塗料においての顔料の性質を2つお伝えできればと思います!

 

 

 

 

1.紫外線に強い・弱い顔料?

顔料には紫外線に強い色・弱い色が存在します。

強い色を「無機顔料」、弱い色を「有機顔料」と言います。

 

それぞれ無機顔料【黄土赤さび】、有機顔料【などの色が該当しています。

 

無機顔料の色は長期的に渡りその色彩を保つとされている反面、有機顔料の色は耐光性が低く早期退色(色褪せ)しやすいという点があります。

 

 

耐候年数を意識する場合に限り、無機顔料を選択するというのも長期的な外壁の保護に繋がる1つの方法といえます。

ただ、基本的に外壁の色を考える際は、個人の色の好みもありますので好きな色を選ぶことをオススメします。

 

お家は毎日見るものであり、特に好みでない色に塗り替えてしまうとあまり気持ちいいものではありません。

それに、塗装は頻繁にできるものではありませんので後悔しない色選びが重要です!

 

煌工房では「カラーシミュレーション」を導入しておりますので、色選びにお悩みの際は実際の塗り板を見ながら何度でもシミュレーショ可能です。

お気軽にご相談ください

 

 

 

 

2.白色顔料から生まれる劣化因子

皆さんはチョーキング現象をご存知ですか?

外壁に触れるとチョークのような粉が発生する現象のことです。

 

 

実は、あの劣化症状も顔料に関係するものなのです。

 

具体的に

白色顔料に含まれる酸化チタンに酸素や水、紫外線などが影響することで劣化因子「ラジカル」が発生。

ラジカルにより、樹脂や有機顔料にダメージを与えて劣化を促進、チョーキング現象の出現。

となります。

 

この劣化現象を軽減するために生まれたのが「ラジカル制御型塗料」になります。

日本ペイント株式会社が12年前に世界で初めて「パーフェクトトップ」として販売したのが初出となります。

 

 

これは塗料に、ラジカルを外へ逃がさないラジカルバリアを搭載した「ラジカル制御型の酸化チタン」

発生したラジカルをキャッチし活動を抑制する「光安定剤(HALS)」を使用したものになります。

 

 

このラジカル制御を搭載した塗料は、

通常の塗料より耐候年数が長い

ラジカルの抑制により長期間に渡る塗膜劣化を防ぐ

などがあげられます。

 

 

 

塗装を考えるうえでどうしても金額に目が行ってしまいがちですが、

「どのように塗料が劣化していくのか?」「劣化の原因は何なのか?」

などの原因を少しでも理解していれば、困難な業者選びや塗料選びを円滑に進められるかもしれません!

 

煌工房では国家資格や外壁診断士を取得した技術と知識と人間性を兼ね備えた真のプロ集団がお手伝いします!

お家のお困りごとなどございましたらお気軽にお問い合わせください✨

 

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