ブログをご覧の皆さん、こんにちは
徳島の屋根外壁塗装専門店、
㈱煌工房です(＾･ω･＾)
皆さんは塗料の種類、どこまでご存知ですか？
最近だと「ラジカル制御型塗料」「遮熱塗料」「断熱塗料」など．．．．．．
とにかく種類が多い！！
ただでさえ「シリコン」や「フッ素」といった樹脂の種類があるのに上記のことが付随してくるとよく分からなくなってきますよね。
そこで！今回は樹脂における塗料の種類から付随してくる性能にどんな効果があるのかと言ったことを皆様にお伝えできればと思います！
◇樹脂ごとに分かれる塗料
塗料の耐久性は原料となる樹脂に影響されます。主に．．．．．．
「アクリル樹脂」「ウレタン樹脂」「シリコン樹脂」「フッ素樹脂」
一般的に「４～６年」「５～８年」「８～１２年」「１５～２０年」の耐候年数となります。
※お家の立地やメーカーにより耐候年数は前後します。
これらの塗料は有機物質（炭素を含むもの）なので紫外線による劣化は避けられません。
住宅塗装の塗り替えは１０年に一度のペースで行うのが理想的である為、煌工房ではシリコン以上をお勧めしております。
◇高耐久⁉無機系塗料とは？
次にご紹介するのが「無機系塗料」になります。
無機とは、無機物質（石・レンガ・ガラスなどの炭素を含まないもの）であり紫外線の劣化が起こらないものです。
ただ、この無機物質のみでは塗料としての運用が不可能なためセラミックやケイ素、有機物質（フッ素樹脂など）を配合することで誕生します。
無機物質を含む塗料のため耐候年数は「２０年以上」と非常に長いですが、有機物質も少量含まれるため紫外線の影響を受けます。
※お家の立地やメーカーにより耐候年数に誤差は生じます。
KFケミカル株式会社
「煌トップ無機」
無機成分と４フッ化フッ素樹脂の融合による高耐久塗料
２液、ラジカル制御、防藻・防カビ成分配合
期待耐候年数２６年※目安であり、気象・立地条件により前後します。
◇よく聞くラジカル制御型塗料って何？
塗装を考え、業者に見積り依頼をお願いしたことがある方は聞いたことがあると思います。
よく勘違いされている方もいらっしゃいますが「ラジカル制御型塗料」とは塗料に付随している性能になります。
（顔料の重要性という記事でラジカル制御に触れていますので良ければこちらもどうぞ！！）
塗料の色には顔料が含まれます。その中でも白色顔料の酸化チタンは紫外線により「ラジカル」という劣化因子を生み出します。
この「ラジカル」の発生により樹脂が攻撃され、チョークの粉のようになる「チョーキング現象」という劣化症状を招きます。
これを防ぐために日本ペイント株式会社が開発した技術を「ラジカル制御」と言います。
酸化チタンの周りにバリヤー層を作ることで樹脂に攻撃させないようになっています。
初めて販売されたのは２０１２年販売の「パーフェクトトップ」となり、今では関西ペイントやKFケミカルといった様々な企業がラジカル制御型塗料を販売しています。
日本ペイント株式会社
「パーフェクトトップ」
高耐候酸化チタンと光安定剤によるW効果のラジカル制御技術で耐候性を高めている。
コストパフォーマンスも抜群で、透湿性と防藻・防カビ機能にも優れる。
期待耐候年数１０～１２年※目安であり、気象・立地条件により前後します。
皆様にお伝えしたいことはまだあるのですが、全てを書こうと思うと．．．．．．
量が多すぎる！！
塗料について詳しく解説しようと思うと１つの記事ではとても足りませんね。
なので！
次回の記事では冒頭に述べた「遮熱塗料」「断熱塗料」や「クリヤー塗料」等々いろいろな塗料に触れていければと思います！！
では！次回の更新をお楽しみに♪
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